県内外15団体優雅な舞披露 石垣島フラフェス2021
- 2021年10月18日
- 芸能・文化
石垣島フラフェスティバル2021(主催・同実行委員会、共催・石垣市、八重山毎日新聞社など)が17日、新型コロナウイルスの感染防止のため無観客動画生配信で開催された。市内ホテルを会場に、石垣市や県内外からフラ15団体など総勢約100人が出演。ハワイアン音楽に合わせ柔らかくゆったりとした動きが視聴者をフラの世界に誘った。
強風のなか行われたフェスは、地元石垣・沖縄から5団体が出演し、日頃の練習成果を披露した。県外からの出演団体も独特のステップやハンドモーションを組み合わせて優雅に舞った。
伝統的で神聖なハワイの踊りだけでなく、八重山舞踊や太鼓の演舞もイベントを盛り上げた。また、第一部最後の演目で、安里屋ゆんたの曲に合わせ出演者全員がフラを踊る特別演出も好評だった。
新栄町婦人会の西玉得みどり会長(61)は「踊る曲が『糸』なのでミンサー帯を取り入れ八重山をPRしたかった。婦人会は7年前の婦人芸能大会で初めてフラダンスを披露した。今後も市内の愛好家をもっと増やせるよう活動していきたい」と満足そうに話した。
キミヨ フラ ハーラウ=兵庫県=のメンバーとして出演した木田登志子さんは「フラの魅力は年の差関係なく皆で踊れるところ。今回、フェスティバルを中心に石垣島をたくさん楽しみたい」とうれしそうに話した。
あいさつで実行委員長の中山義隆市長は、石垣市とハワイ州カウアイ郡の交流をきっかけにフェスが始まった経緯を説明。動画生配信で開催できたことを関係者に感謝し、今後も八重山とハワイの伝統文化をつなぎ継承していく考えを示した。
実行委事務局によると、生配信動画の視聴回数はイベント終了時で延べ2800回。
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