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通学路危険箇所130地点 八P連まとめ、3市町調査

通学路として利用する児童生徒は多く、極端に道幅が狭い。死角もあり交通事故発生が懸念されている道路=石垣市登野城、16日夕(画像は一部加工しています)

通学路として利用する児童生徒は多く、極端に道幅が狭い。死角もあり交通事故発生が懸念されている道路=石垣市登野城、16日夕(画像は一部加工しています)

解消へ行政と連携方針

 八重山3市町PTA連合会傘下の単位PTAが、ことし7~8月上旬にかけて各学校区で通学路状況調査を行い、交差点や曲がり角、道路区間を含む約130カ所の危険箇所を洗い出した。実施協力を依頼し3市町の結果をまとめた八重山地区PTA連合会(本原弘也会長)は、危険な状況にある通学路の解消へ、行政や関係機関と連携を強化したい考え。調査結果を多方面に発信し、危険箇所が一目で分かる看板などの目印を設置する案も挙がっている。

 調査はことし6月、千葉県八街市で集団下校中の小学生が飲酒運転のトラックにひかれ死傷する交通事故が発生したことを受けて行った。7月1日付けで八P連から3市町のPTA連合会長へ「通学路状況調査」の協力を依頼。地区ごとの単位PTAが独自調査を行い、通学路に潜む顕在・潜在的な危険箇所を抽出した。

 調査で浮き彫りになったのは▽曲がり角や障害物、交差点の形状で生じる死角・見通しの悪さ▽歩道・ガードレール・横断歩道の未整備▽交通量の多さや車の速度超過▽歩道の管理不十分―など。

 石垣市街地は、道幅が狭く車と歩行者がギリギリですれ違う場所を危惧する声が多く、道路の構造状の問題で死角が生まれやすい地点もあった。半径300㍍圏内に学校が5校ある地域では、通勤通学の時間帯に急ぐ車や自転車が歩行者と衝突しそうな場面も目撃されている。

 石垣島内の幹線道路では、速度を出し過ぎる車が最大の危険因子。信号機のない交差点、水路の管理面にも不安が寄せられた。

 竹富町内の危険箇所は約10カ所だったが、教育委員会によると今年度、PTA・警察・学校職員が通学路を点検し13校で47カ所の危険箇所があったという。歩道の雑草が繁茂し歩けなかったり、歩道すらない道路の区間もあるそうだ。

 与那国町は与那国小学校校区の一部道路で歩道がなく、児童生徒の安全面に懸念が出ている。

 本原会長は「自分たちの校区だけでなく、各PTA、警察、行政で情報を共有し、同じ認識を持ち改善につなげたい。また、地域情勢も変化するので3年に1度は同様の調査を継続していければ」と話した。

 石垣市PTA連合会の宮良諒会長は「潜在的に危険な場所はまだある。歩道がない場所でスピードを出す運転手もいるので心配は大きい。危険箇所に共通の看板や目印を設置できれば、見た人が少しは意識してくれるかもしれない」と提案した。

  • タグ: 八重山地区通学路
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