八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

来島前に情報入手

西表島の海岸の現状をエコツアーガイドの國見祐史さんが生中継でリポート=16日午後、西表島月ケ浜

西表島の海岸の現状をエコツアーガイドの國見祐史さんが生中継でリポート=16日午後、西表島月ケ浜

JTA 西表で「エシカルツアー」

 【西表】日本トランスオーシャン航空㈱(JTA、本社・那覇市、青木紀将代表取締役社長)は16日、内閣府の新たな沖縄観光サービス創出支援事業を活用して、西表島の大自然を感じ島の暮らしに学ぶ「エシカルツアー」を開始した。西表島を訪れる前に、地元ガイドらのオンラインツアーに参加、島を観光する際のルールやマナーを事前情報として入手する。得た知識を生かし島での自然・文化ツアーを体験する新たな観光サービスだ。旅行者が旅先への思いやりと敬意の気持ちを忘れず行動することで、有意義な旅につなげていく。

 16日午後1時すぎ、西表島の月ケ浜とライブ中継を結び、オンラインツアーが始まった。ビデオ会議ツールで約100人が参加。現地案内人は、竹富町観光案内人・Us4IRIOMOTEエシカルガイドの國見祐史さん(43)。

 國見さんは、山、川、海が連続的につながっていることや、人間社会と自然の関わりについて説明。事前収録したマングローブ林をカヌーで進む映像を差し込み、マングローブやサガリバナ、汽水域の生物についても解説した。

 また、マングローブの根元にたまった海洋漂着ごみ問題も紹介。地元住民・団体が取り組むビーチクリーン活動の大切さを説き、「特に冬は流れ着くごみが多い。回収しないとマングローブや海がだめになってしまう」と指摘。

 「エシカル(倫理的・道徳的な)な旅」については、自然環境の負荷軽減、住民たちの暮らしを知ってもらい、生活様式と自然環境に思いやりをもつことで「有意義な旅にしてほしい」と勧めた。

 NPO法人西表島エコツーリズム協会の徳岡春美事務局長は収録映像で登場し、マイボトルやマイバッグ持参でごみを出さないための協力を呼び掛けた。

 ライブ中継を現地で観覧したJTA八重山支社の玉城力支社長は「これまでのように一般的なツアーができない中で、地元住民の生活、環境、文化を守りながら、こういった体験をツアーでさせてもらう。旅行者の責任ある観光を推進していきたい」と述べた。今後も同社は、環境保全と観光振興を両輪で回しながら地域振興に力を注ぐ。

 オンラインツアーは17日に染色・織物に関するメニューを予定。

 オンライン参加者の一部は、11月4~7日、12月18~21日に来島しモニターツアーに参加する。

  • タグ: オンラインツアー
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム