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しらほサンゴ村 20年の歩み振り返る

展示物の説明をするしらほサンゴ村の小林俊介センター長=11日午前、石垣市白保

展示物の説明をするしらほサンゴ村の小林俊介センター長=11日午前、石垣市白保

28日まで特別記念展示会

 しらほサンゴ村=石垣市白保=の20年の歩みを振り返る特別記念展示会が10日から28日までの日程で同サンゴ村で行われている。WWFジャパンが継続してきた自然保護活動、地域住民や団体とのサンゴ礁保全活動、文化継承事業、環境教育などの歴史を収めた写真が並び、これから目指す活動をパネルで紹介している。

 WWFは1985年に白保でサンゴ礁の調査研究支援を開始。新石垣空港建設問題後も、白保のサンゴ礁海域でモニタリング調査をしてきた。

 2004年ごろからは、地域住民と一緒に保全活動にも着手。地域住民、関係機関とともに「白保魚湧く海保全協議会」を立ち上げ、伝統的な漁具「海垣」の復元、「世界海垣サミット」を開催。サンゴ礁生態系と文化の保全を目指す取り組みも支援してきた。

 2013年、白保村ゆらてぃく憲章に基づき、白保集落の伝統文化や自然環境の保全に取り組む、NPO法人夏花が発足。これを機に、これまでWWFが実施してきたモニタリング調査などの活動を夏花へ段階的に引き継いできた。

 しらほサンゴ村は、2000年春に白保のサンゴ礁を保全するため多くの寄付や募金によって開設された。元々、サンゴ村は「WWFサンゴ礁保全研究センター」の愛称だった。

 ことし3月、白保公民館への無償譲渡が決まり、WWFの活動を地域住民・団体に継承。より地域が主体となった保全体制への移行を「白保モデル」と位置づける。

 今後、WWFは南西諸島の保全を掲げる。地域住民と協働で希少な野生動植物の密猟対策、サンゴ礁保全、陸域の自然環境保全を展開。白保においては、長期的に地域が取り組めるよう手法・体制づくりを支援していく。

  • タグ: しらほサンゴ村展示会
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