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与那国役場 一時移転も 議会一般質問

町、全面補修には難色

 【与那国】9月定例与那国町議会(崎元俊男議長)の一般質問が29日行われ、金城信利、與那覇英作、嵩西茂則、市成寿次の4氏が登壇した。計画が停止している新庁舎建設について町当局は新庁舎に移転する間、一時的な役場移転も視野に入れていることを明らかにした。老朽化が進んでいる現庁舎の全面補修には難色を示した。(9面に関連、質問要旨)

 新庁舎建設は嵩西氏が質問、糸数健一町長の考えを確認した。同町長は個人的な見解として「島の業者で建てられるような庁舎にしたい。場所は町民にアンケートを取って参考にする。広く駐車場が取れ、頑丈で利便性のある役場を造りたい」と答えた。

 老朽化が進む現庁舎を「危険家屋」とし「新庁舎ができるまでの間、耐震強化が必要」と主張する嵩西氏に対し、譜久嶺弘幸副町長は「耐震化すると億単位になる」と指摘。その上で「庁舎が本格的に決まるまで、職員を守るために役場を移すことが個人的な考え。一時的な仮設というより5~20年対応できるよう考えないといけない」と一時移転案を掲示した。

 市成氏は町内のダイビング業者が客に新型コロナウイルスワクチンの2回接種証明、PCR検査陰性証明を求めていることについて「客に責められると聞いている。町として観光客に発信しないのか」と町の対応を求めた。

 上地常夫総務課長は「独自の感染対策で苦労をかけている。経済支援、受け入れ態勢含め、庁内で会議を設置し、観光・商工会の話を聞きながら、発信できるメッセージが出せるよう検討する」と各種団体と連携した組織を発足する考えを伝えた。

 金城、與那覇の2氏は教育委員と役場職員の選挙運動について当局の見解を求めた。

 一般質問終了後、最終本会議が開かれ金城氏が提案した「コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書」が全会一致で可決された。

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