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酒類提供再開へ準備 市内飲食店、宣言解除向け

緊急事態宣言後の酒類提供再開に向け、ビールサーバーを洗浄する店舗従業員=27日午前、石垣屋

緊急事態宣言後の酒類提供再開に向け、ビールサーバーを洗浄する店舗従業員=27日午前、石垣屋

感染再拡大懸念の声も

 政府が新型コロナウイルスに関する沖縄県への緊急事態宣言解除の方針を受け、石垣市内の飲食店では酒類提供再開に向け準備を進めている。飲食店に酒類提供停止と時短営業を求める緊急事態宣言は4カ月にも及んだ。関係者は「10月からにぎわってほしい」と願う。その一方、解除することで感染再拡大を懸念する声も根強い。

 美崎牛と石垣牛を扱う㈱焼肉石垣屋(安藤慎代表取締役)=真栄里=では27日、酒類提供再開に向けビールサーバーの洗浄と炭酸ガスを点検。酒類提供停止の間、開栓済みの泡盛は全て廃棄、未開封商品をそろえて10月1日を待つ。

 同店では緊急事態宣言が発令された5月23日以降、酒類提供を停止、午後8時までの時短営業を行ってきた。利用客のほとんどは観光客だが、予約時の電話で客に酒類提供停止を伝えるとキャンセルするケースも多々あった。また、客が長居しなくなるため、客単価も下がった。

 安藤代表は「10月からにぎやかになってほしい。協力金もあるが、自分(店)だけで食べていける体制に戻さないといけない」と話した。

 緊急事態宣言の4カ月間、美崎町の居酒屋では宣言解除を待たずに通常営業へ戻す動きが相次いだ。

 その中で4月のまん延防止等重点措置以降、店内飲食を中止しテークアウト営業のみ行っている居酒屋は、10月以降も店内飲食を再開しない考えだ。

 同店店主は「コロナは4波から5波へと繰り返した。通常営業店の店員が感染したとも聞いている。しばらくは様子見したい」とリバウンドを警戒する。

 また、時短付きの酒類提供再開で居酒屋や飲食店の営業再開は増える見通しだが、深夜営業のバーやスナックは休業を継続するとみられている。ある酒販店の担当者は「いずれにせよ時短は続くので深夜営業の店は開かない」と予測、「石垣市を各種制限の対象外にしないと(飲食業界は)回っていかない」と話した。

  • タグ: 緊急事態宣言石垣市
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