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言葉は生きもの、時代を映す鏡である…

 言葉は生きもの、時代を映す鏡である。三省堂国語辞典が8年ぶり第八版の改訂で約3500の「新語」を採用し、代わって1700語を「死語」として削除するという。先日の民放TV情報番組が伝えていた▼それによると、新語では、「きゅんきゅん」「巣ごもり」「聖地巡礼」「センベロ」「忖度」「黙食」「ラスボス」など。世相だけでなく政治やコロナ禍の言葉も見える▼対して死語は「キーパンチャー」「携帯メール」「コギャル」「コレクトコール」「スッチー」「着メロ」「パソコン通信」「ニュートラ」に「ミニディスク」。現代人が使わない言葉は削除され、辞書から消える▼「ミニディスク」は通称MD(エムディー)。2000年前後に青春時代を過ごした世代の多くがお世話になった音響機器とそのディスクだろう。子らがそれぞれ高校在学中、せっせと専門店からCDを借りてきては録音し、日がなウォークマンで聴いていたものだ▼時代は移りMP3やスマホなど新しい音響技術が生まれると、MDはあっという間に消えていった。再生機器も次々壊れ、わが家ではもう聴けない▼録りためたMDが100枚近くある。フォークや昭和歌謡から民謡、ジャズ、クラシックまで。もうすぐ2歳になる双子の孫娘のおもちゃである。消えゆく「死語」の定めか、あぁ。(慶田盛伸)

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