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最優秀賞に廣田律子さん 優秀賞は田本、松原さん

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とぅばらーま大会作詞の部

 「2021年度とぅばらーま大会」(同実行委員会主催)作詞の部審査委員会(岡山稔委員長・委員4人)は14日午前、石垣市民会館応接室で入賞作品を発表し、最優秀賞に廣田律子さん(67)=川崎市=の作品が輝いた。優秀賞には田本佳信さん(73)=八重瀬町屋宜原=と松原秀吉さん(89)=石垣市宮良=、佳作には大盛清子さん(87)=市内登野城=、黒島師孝さん(66)=市内宮良=の歌詞がそれぞれ選ばれ、中学生の部の特別賞には5人が入賞した。入賞した上位5作品は19日に市民会館大ホールで開かれる同大会で歴代の歌唱の部最優秀賞者によって披露される。

 最優秀賞の廣田さんの作品は3年前に他界した母・トヨさんと年を重ねた自分自身を重ね合わせたもの。晩年の6年間、つきっきりの介護で顔や手足など「母の体を知り尽くした」廣田さん。コロナ禍で自分を見つめ直す時間が増えたなか、手指の形などが「親に似てきている」ことを実感し、「似て良かった」という思いや心境をしたためた。

 作詞の部2度目の応募での最優秀賞。取材に「どっきりでは」と驚きを語った廣田さんは「私にとって宝物のような6年間だった。母の姿を思い出すといとおしさと切なさを感じ、ほほえましい気持ちになる。きっと母も天国で大喜びしていると思う」と喜んだ。

 岡山稔審査委員長は「年を取る切なさや心の動きが表現されており、愛しい親に重ね合わせ共有する喜びに親子愛を感じる」と高く評価、「ゆがみねーぬ」や「見やー見やーうるかー」など「言葉遣いや流れも心に染みてくる」とたたえた。

 今年度は応募総数590点(405人)。一般の部は19人から35点、中学校の部には386人から555点の作品が寄せられた。▽人の心を魅了する表現になっているか▽熟練した方言が使われているか▽曲にのせられるか―の3点を基準に、応募者の名前を伏せて審査された。

 岡山委員長は「ことしの作品は心に染みて涙ぐむような内容が多かった。シィマムニを駆使している応募者たちは貴重で、若者に多大な力を与えることを望む」と期待、中学校の部については「方言辞典の利用法がうまくなり細部の内容まで取り組もうとする心構えが増えた。力みが無くなり自然体の作品が目についた」と講評した。

2021年度とぅばらーま大会作詞の部入賞作品

※pdfファイルが別ウィンドウで開きます。

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