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障がい者385人が就労 職安「理解ある地域」

障がい者登録者数_グラフ

障がい者登録者数_グラフ

雇用率、全国・県を上回る

 9月は障害者雇用支援月間。八重山公共職業安定所(真壁朝文所長)のまとめによると、管内の障がい者就業者数は、2020年度で登録者数全体の51・3%に当たる385人(前年度比6・6%増)に上っている。就職件数も71件(前年度比1・4%増)と新型コロナ流行前と同水準を維持。障がい者雇用率(20年6月時点)は法定2・2%に対し3・25%と全国平均2・15%、県平均2・74%を大きく上回っている。(8面に関連)

 20年度の登録者数の内訳は、現在就職を希望している「有効中」が157人(全体の20・9%)、既に働いている「就業中」が385人(同51・3%)、何らかの理由で現在仕事ができなくなっている「保留中」が209人(同27・9%)となっている。

 就職件数は16年度の62件から年々増加傾向にある。雇用契約を結ぶ「就労支援A型事業所」の増加に伴い求人数が増えた18年度には84件とピークを迎えた。その後、同事業所への新規求人が落ち着いたものの、19年度70件、20年度71件とコロナ禍でも一般求人を中心に一定の就職件数を維持している。

 20年度の就職件数71件のうち身体障がい者27件、知的障がい者15件、精神障がい者22件、その他7件となっている。同所によると、近年は精神障がい者の新規求職登録者数が増えているという。

 新規求職申込件数は18年度の128人をピークに減少傾向にあり、20年度は104人(10・3%減)だった。

 管内の障がい者雇用率が高い一方で、法定雇用率を達成している事業所数は20年6月時点で対象27社のうち18社(66・7%)となっており、4割弱の事業所では未達成となっている。

 管内の障がい者雇用について真壁所長は「コロナ以降も障がい者の解雇はなく、一定の就職先も維持できている。理解のある地域だと感じている」と評価、「1件1件できるだけ回って指導や支援をして、障がい者を雇用する事業所がさらに増えてほしい」と期待を寄せる。

  • タグ: 障がい者雇用
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