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3・5%。これだけの人たちが本気で…

 3・5%。これだけの人たちが本気で立ち上がると、その社会が大きく変わると言われる数字。もちろん非暴力的な方法で▼ハーバード大学の政治学者らの研究によるもので、経済思想家の斎藤幸平大阪市立大准教授が著書「人新世の『資本論』」で紹介、TBS「サンデーモーニング」の「風をよむ」でも取り上げられていた▼本もテレビも、世界的に起きている気候変動に警鐘を鳴らし、気候変動によって格差と分断が深刻化しているとして社会のありようを問うていた▼その3・5%に、身近なものを感じた。石垣市住民投票を求める会の活動である。同会は2018年10月31日、平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問おうと署名集めを開始した。住民投票条例制定の直接請求代表者は27人、署名を集める受任者は約200人。人口のわずか0・005%であった▼目標は1カ月間で1万筆。取材していて正直、かなりハードルが高いと思っていた。ところが、どうだろう。運動の輪が広がり、1万筆を大幅に上回る有効署名1万4263筆を集めたのだ▼0・005%の人たちが本気で立ち上がって動きだしただけで驚くべき署名数。住民投票に限らず、もし3・5%に当たる1715人が本気で動けば…と想像する。未来は明るいと信じたい。(比嘉盛友)

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