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市長「着工のメドついた」 各団体、効果に期待

土地利用調整計画への県同意を受け会見する中山市長(中央左)と経済団体の代表ら=1日午後、市役所会議室

土地利用調整計画への県同意を受け会見する中山市長(中央左)と経済団体の代表ら=1日午後、市役所会議室

ゴルフ場 経済の起爆剤に

 前勢岳北方のゴルフ場付きリゾート開発計画をめぐり、地域未来投資促進法に基づく土地利用調整計画に県が同意したことを受け、中山義隆石垣市長は1日、地元経済5団体の代表らとともに市役所で会見し、「事業着工のメドがついた。アフターコロナの観光の目玉、起爆剤になることを期待する」と述べた。

 市によると、同開発に伴い島全体の農地は0.8―0.9%減となり、営農への影響は年間4億8000万円と見込まれるが、同リゾートによる経済効果は同237―268億円の見込みとなっている。

 中山市長は「新空港開港にあたっては唯一のチャンピオンコースが閉鎖された。その後観光は伸び、量から質への転換を目指す中、ゴルフ場は八重山全体の観光・経済に好影響を与える。一日も早い着工、オープンに向け全力でバックアップしていく」と全面的に協力する考えを示した。

 一方、名蔵アンパルなど自然環境への影響については「事業者もアンパル会と話し合いを重ねて当初計画から環境に配慮して変更した経緯もある。環境に優しい新空港建設の実績もある。環境に負荷を与えないよう環境保護団体の声もしっかり受け事業者と連携して対応していきたい」とした。

 各団体の代表らは「農地が減るのを喜んでいるわけではなく、地域の発展のためにと賛成している」(石垣信治JAおきなわ八重山地区本部長)、「アフターコロナのV字回復につながる」(大濱達也商工会長)、「海、山だけでなく観光の目玉になる」(黒島一博観光交流協会副会長)、「水産物の消費で漁業者の所得向上につながる」(伊良部幸吉八重山漁協代表理事専務)、「公共投資減額の中、建設工事による経済効果もある」(米盛博明八重山建設産業団体連合会長)とそれぞれ期待した。

 ゴルフ場誘致活動を続けてきた八重山ゴルフ協会の高木健会長は「県の同意に厚く御礼したい。企業としても失敗は許されず、覚悟を決めて素晴らしいゴルフ場を造りたいと頑張っている。ビッグな大会も誘致できる。チャンピオンコースは郡民にとっても大きな収穫となる」と述べた。

 

■知事意見のクリアを アンパルの会 島村賢正共同代表

 前勢岳北方でのゴルフ場付きリゾート開発に反対しているアンパルの自然を守る会の島村賢正共同代表は1日、取材に「環境影響評価書に対する知事意見をクリアしないと自然は守れない」と注文を付けた。

  • タグ: ゴルフ場付きリゾート開発計画前勢岳
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