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2学期からバス通学 西表交通「地域のために」

2学期からのバス通学に備えてバスの乗り方や降り方を学んだ児童ら=24日午前、西表大原診療所前バス停

2学期からのバス通学に備えてバスの乗り方や降り方を学んだ児童ら=24日午前、西表大原診療所前バス停

初めての定期券を手にバスに乗り込んだ児童たち=24日午前、西表豊原バス停

西表豊原

 西表豊原地区に住む児童らのバス通学が夏休み明けの26日、始まる。西表島交通が運行する。豊原から大原港を10分間で結び、学校の始業と終業時刻に合わせた2便のほか、部活が終わる時間帯にも1便を運行する。一般の人も利用可能。学校が休みの土日祝や夏休み、冬休みの間は運休する。試乗会が24日、豊原バス停と大原小学校の最寄りバス停となる大原診療所前の間で行われた。運行に当たりカーブ付近にあった大原診療所前のバス停は、児童の安全に配慮して大原港側に約150㍍移動した。

 豊原地区からは1年生から6年生までの20人が大原小学校に通っており、この日は17人が試乗会に参加した。

 乗車前に同社の森本幸生さんが児童らにバス利用時の注意事項「12のやくそく」を説明。竹富町教育委員会の嘉良隆総務課長は、児童一人一人に名前や有効期限の入った定期券を手渡した。

 ほとんどの児童は子どもたちだけの乗車は初めてだが、バスに乗るときは運転手に定期券を見せながら大きな声で元気にあいさつ。降車時も「ありがとうございました」と楽しそうな様子を見せた。

 同社の玉盛雅治社長は児童らを前に「事故のないようにルールを守って活用してください。コロナ感染にも注意してください」と呼び掛けた。

 児童20人の定期代は町が負担するが、人件費や燃料費がそれ以上にかかることから同社内でも賛否があったという。玉盛社長は「社是は『地域のために』だ。弊社に児童の親たちも勤めている。送迎の負担を軽減しようと運行に踏み切った。長く続ける必要があるので将来的には白浜まで延伸して採算がとれるようにしていきたい」と話した。

 降車ボタンを一番に押した友利太一君(1年)は「いつもはお母さんに送ってもらっていた。バスは好きなので2学期からのバス通学は楽しみ。バスが留まるボタンは一番に押したい」と笑顔。高学年の女子児童らは、シートに座りながらおしゃべりを楽しんだ。

 島内の通学バスは、白浜地区の中学生を対象にしたものに次いでの2例目となった。

  • タグ: 西表豊原地区西表島交通
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