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珍問答でコロナ禍に笑顔 平得青年会が旧盆アンガマ

2年ぶりに行われたアンガマ。規模を縮小し、新型コロナの感染予防に努めながら行われた=20日夜、平得の舟道善一さん宅

2年ぶりに行われたアンガマ。規模を縮小し、新型コロナの感染予防に努めながら行われた=20日夜、平得の舟道善一さん宅

 ソーロン(旧盆)入りした20日、グソー(後生)からの使者ウシュマイ(翁)とンミー(媼)がファーマー(子や孫)を引き連れて家々を回り、先祖の供養と繁栄を祈る「アンガマ」が平得で行われた。

 アンガマは各地の青年会が行っている旧盆の伝統行事だが、新型コロナウイルスの影響で昨年は中止。今年は規模を大幅に縮小して平得青年会(舟道巧人会長)が感染対策をとった上で実施した。

 平得の舟道善一さん(83)宅では親類関係が集まり、午後9時ごろ到着したウシュマイとンミーは、仏壇に手を合わせて「ウートートゥ」。感染予防のためファーマーたちは、屋外の庭先で踊りを披露した。

 ウシュマイとンミーは観客からの質問に、独特の裏声でユーモアたっぷりに回答。珍問答に笑い声が響いた。

 舟道善一さんは「昨年は行えなかったが、ことしは開催できてうれしい。ご先祖も喜んでいると思う」と笑顔で話した。

 息子の善克さん(50)は「1年、2年とできないと伝統行事の継承ができない。青年会が頑張っているので協力させてもらった。コロナで沈む中、地域の活性化にもつながると思う」と話した。

 三線の音を聞きつけて集まった人たちにはソーシャルディスタンスの確保や手指の消毒などを呼び掛けて感染予防対策に努めた。

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