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米軍普天間飛行場所属の大型ヘリが隣接する

 米軍普天間飛行場所属の大型ヘリが隣接する沖縄国際大学に墜落して13日で17年になった。歳月を重ねて1㍉も変わらない沖縄の現実にめまいを覚える▼私事になるが長男が同大学の学生で、事故発生時に学内にいたという事実に、身が震えるほどの怒りを感じた▼何より、時の小泉総理の対応は県民をいらだたせたのではないか。開催中のアテネ五輪観戦や金メダリストへの祝福パフォーマンスを楽しんでも、稲嶺知事や宜野湾市長の面談要請には「日程上困難」と称して会わず、国民の関心も高いとはいえなかった▼あまりの冷淡ぶりに私は「総理に問う沖縄は日本か―普天間代替は首都に建設せよ―」のタイトルで、県紙と八重山毎日紙に投稿したものだ▼「アメリカ世」だった、はるか昭和の八重山でも大空は米軍のものだった。石垣市街地上空を飛び回った米軍ヘリが登野城小学校運動場に砂ぼこりを巻き上げて着陸したことがある。物見高い市民や子どもたちが大勢集まって興味津々、離陸まで近くで見守った。今なら人命軽視の危険行為として大騒ぎになったはず▼来年は本土復帰から50年の節目。半世紀を経てなお「大和ぬ世」のはずの沖縄は、いまだ「アメリカ世」にある。ヘリやコンテナ、部品が落ちてくる「大和世」が日本のどこにあるか。(慶田盛伸)

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