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糸数健一氏「1人5万円給付」 副町長2人体制を検討

初当選を報じる八重山毎日新聞を手に笑顔をみせる糸数氏=9日午後、祖納の自宅

初当選を報じる八重山毎日新聞を手に笑顔をみせる糸数氏=9日午後、祖納の自宅

コロナ支援、行政機能強化へ

 【与那国】8日投開票された町長選で事実上の一騎打ちを制して初当選した元議長の糸数健一氏(67)は9日午後、祖納の自宅でインタビューに応じ、「1人5万円のコロナ給付金を年内に支給したい」「役場(機能)を強化するため、可能なら副町長を2人体制にしたい」と述べ、新型コロナウイルス対策支援と行政機能の強化を打ち出した。

 

 糸数氏は、当選から一夜明けた同日午前も日課の牛舎での作業を欠かさなかった。「ほっとしている。取り切れないほど島内外から電話があった。期待されていると感じたが、重責は相当なもの」と振り返り、大差での勝利を「4期16年プラス継承で、20年間になることを阻止しようという町民の思いだろう」と分析した。

 具体的に進める今後の政策として告示直前に打ち出した「コロナ給付金」を挙げ、「真っ先にやりたい。いまコロナ禍で島の経済は疲弊し、町民は追い詰められている。財政、議会とも相談して年内に通したい。財政調整基金をためこまず、町民のために使い切る。吐き出せば疲弊することもない。足りないものは予算獲得を繰り返していく」と述べた。

 副町長2人体制については第1次産業と建設土木などに割り振りして対応する仕組みを例に挙げた。最短で9月定例会にも人事案の上程を目指す。

 防衛省が検討している陸上自衛隊与那国駐屯地への電子戦部隊配置については「国家安全保障は大切だ。大臣が必要とするなら当然聞く耳を持たないといけない。国には納得いくような説明をしてもらいたい」とのスタンスを示した。

 議会与党は今後、保守・革新勢力で構成される。保革の共同歩調について「私は天皇・君が代・自衛隊は譲れないという立ち位置。革新系の皆さんも承知の上だ。それで協定書を取り交わしているので心配ない」と述べた。

 建設が白紙になっている新庁舎建設への対応では再度、民意を確認する手段としてアンケート実施も視野に入れている。

  • タグ: 与那国町長選糸数健一当選
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