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「1週間飲み会禁止」 新型コロナ感染拡大受け

石垣市は市民へ今月6~13日まで「飲み会禁止令」を出した=5日、石垣市

石垣市は市民へ今月6~13日まで「飲み会禁止令」を出した=5日、石垣市

石垣市民へ 危機感の共有を強調

 八重山保健所管内で5日、新型コロナウイルス新規陽性者が16人(石垣市13、与那国町3)発生し、市内で感染拡大傾向にあることなどを受け、中山義隆市長は市民へ「1週間の飲み会禁止をお願いしたい」と飲み会禁止令を出した。期間は6~13日まで。法的拘束力はないが、市民一人一人に危機感の共有を強く求めた。

 市は、連日確認されている新規陽性者の多くが濃厚接触者であり、現在のところ市中感染が広がっている状況には至ってないと分析。しかし、感染力の強いデルタ株が島外から持ち込まれ続けることで、沖縄本島同様に市中感染へ発展することを危惧。

 飲み会禁止期間の設定について中山市長は、感染から5日~1週間程度でコロナの症状が出ている事例と、感染者が発症の2日前からウイルスを体外に排出し他人へうつしてしまう特性を挙げ「1週間、市民の皆さんが家でも外でも飲み会をやめることでクラスター発生を抑えられる。家族に感染させる可能性もあるが、濃厚接触者を早期に特定し抑え込みにつなげていく」と協力を呼び掛けた。

 一方、ウイルスは市民や観光客を含め島外か持ち込まれていることにも留意。現段階で中山市長は、昨年4月のように旅行者に対する「石垣島への来島自粛」は求めていない。帰省客やビジネスマンも含めワクチン2回接種が済んでいない人は、石垣に向かう出発地での検査による陰性確認後、来島するよう呼び掛けた。

■市民、肯定、混乱 「禁止令」に

 石垣市が市民に対して出した「飲み会禁止令」をめぐり、市民の反応は「皆で集まらず1人で飲むほかない」「身内で集まることも多くどこまで守れるか」とさまざまだ。

 40代男性は「酒に罪はない。皆で集まるからだめであって、しばらくは1人飲みだね」と市の方針に肯定的。

 親戚付き合いが多い20代男性は「親族との集まりもどこまで自粛しないといけないか線引きが分からない」と話した。

 コロナによって部活動の大会中止や練習も行えない息子を哀れむ40代男性は「大人の飲み会でウイルスが家に持ち込まれ感染が広まっている。大人の責任ない行動で子どもたちがかわいそうだ」とうなだれた。

  • タグ: 新型コロナ
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