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観光業襲う三重苦 新型コロナと台風直撃

 7月の繁忙期となる4連休は22日から始まるが、緊急事態宣言と台風6号が観光業を直撃しそうだ。ホテル業は新型コロナウイルス禍の影響で予約状況が伸び悩み、さらに台風の影響でキャンセルも発生。マリンレジャー業も早々と船を陸揚げし営業を中止している。関係者は新型コロナ、台風接近に加え、直撃による修復被害の三重苦を懸念する。

 夏のリゾートホテルは宿泊単価が高く、通常の2~3倍に上げても予約が入る。いわゆる上半期の書き入れ時だ。

 「4連休は台風でガタ落ち。稼げる時に客が入らないのは大打撃」と明かすのはホテル経営者の男性。約3日前から台風に関するキャンセルが入り始めた。

 4連休を利用しての旅行者は初日に来島するケースが多いが、連休前半で3~4割の宿泊キャンセルが発生。同男性は「影響のベースにあるのはコロナ。台風がなければもう少し稼げた」と悔やむ。さらに懸念するのは台風被害。「運営が厳しいなか、建物被害や物損が発生し、書き入れ時に修復するとなれば痛い。トリプルパンチだ」と話した。

 マリンダイビング業を経営する男性は「コロナは防げるが台風は防げない。船が飛ばされたら終わり」と考え、20日から営業を停止した。4連休の予約は平日比で約2倍と好調だったが、台風接近で予約客にキャンセルと予約変更を促す。

 不安材料は台風がゆっくり西に進み、暴風が長引くこと。同男性は「台風ががっつり連休に入ってしまった。連休前に有休を取って長く来島する人もいるが、その分もやられてしまう」と予測する。

 八重山ビジターズビューローの金城徹専務理事は「緊急事態宣言の延長でいったんキャンセルが出たが、踏みとどまったところに台風だ。観光事業者には追い打ちとなる大打撃だ」と懸念した。

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