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二元代表制―。首長と議員をともに住民が…

 二元代表制―。首長と議員をともに住民が直接選挙で選ぶ地方自治体の制度である。では、議会にはどんな役割があるのだろうか。議会は主に首長側を監視する機能を担う、とされている。首長側に執行権があるからだ。議会にはない▼事業を行う場合には予算が伴う。この支出を認めるかどうかは議会が判断する。そこに緊張関係が生まれる。つまり、相互にけん制し合うことで、適正な自治体運営が図られると期待されるというわけだ▼議会には首長側から議案が提出される。すると各委員会に付託され、審査される。さらに一般質問で疑問点をただすことができる。十分な審議時間を確保できるため、内容に問題があれば議案を修正したり、取り下げを求めたりすることも。否決することだってできる▼一方、議会側からも予算以外の提案は可能だ。6月定例石垣市議会に上程された自治基本条例の改正案がそれ。ただ、執行部が同条例の見直しの作業を本格化させようとしているさなか、突如出てきた▼6月25日の議会運営委員会で提案議員から初めて内容の説明があった。これを与党多数で議案として取り扱うことを決め、土日を挟んでわずか3日後の同28日の最終本会議に上程した。そして与党多数で可決した▼「監視」「けん制」はどこへやら。(比嘉盛友)

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