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100校超え、予約が好調 カギ握るワクチン普及

20年度中、八重山地方を訪れた修学旅行数は42校にとどまった=2020年10月27日、南ぬ島石垣空港

20年度中、八重山地方を訪れた修学旅行数は42校にとどまった=2020年10月27日、南ぬ島石垣空港

21年度修学旅行

 2021年度内に八重山地方を訪れる修学旅行の予約が好調で、例年並みの100校を超えるペースとなっている。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大が影響し、受け入れは50校以下にとどまった。関係者は国内でのワクチン早期普及が、修学旅行シーズン成功のカギとみている。

 観光バス運営会社の最大手、東運輸㈱によると昨年20年度の修学旅行は約120校の予約があったものの、約8割がキャンセルし実施22校に激減した。コロナ禍の同年度は例年と違い4~9月まで実施校ゼロ。その後は10月4校、11月7校、12月6校、翌1月~2月0校、3月5校の内訳で推移。特に1~2月は国の緊急事態宣言で約40校がキャンセルと打撃を受けた。

 一方、21年度の予約は例年並みの好調なスタートを切っている。学校の夏休み期間に当たる8月を除いて全ての月に予約が入り、4月22日時点で計105校に上る。10~3月の修学旅行シーズンには全体の76%を占める80校、見積もり段階も含めると年間計120~130校を見込んでいる。

 同社の久場島清俊常務取締役は昨年度に続き、海外旅行を断念して石垣島への方面変更が増えると時流を読む。修学旅行成功のポイントにワクチン接種状況を挙げ「高校生までワクチンが行かなくても10月までに一般が打ち終われば、安心感からキャンセルにはならないと思う。去年のように萎むとは考えられない」と予測する。

 多くの修学旅行を受け入れてきたマリンレジャー業の㈲ぷしぃぬしまは、19年度の21校から20年度15校と修学旅行が減少した。安谷屋正和代表取締役社長は「ことしはワクチンがある。夏の売り上げが戻り、修学旅行につながれば生き延びられるほどの額がこなせる」とワクチン普及に期待した。

 八重山ビジターズビューロー(YVB)の八重山教育旅行誘致委員会は2日までに、20年度の修学旅行動向をまとめた。予約ベースで来島予定162校中74%(120校)がキャンセルし、実績は42校。同調査は会員企業を対象に実施し、21年度の予約校数は調査中。

  • タグ: 修学旅行新型コロナ
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