八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

聖火リレーを見た。沿道は久々の人出である

 聖火リレーを見た。沿道は久々の人出である。石垣島祭りなどにはかなわぬまでも、やはり「密」は人々の心に一体感を生み、連帯意識を強固にする力がある。「密」はすてきだ▼ランナーバスの窓から笑顔を見せ、手を振り続けた人気者具志堅用高さん。島が生んだスーパースターに沿道から黄色い声が上がり、「具志堅さんが見られただけでも今日は満足」の声が漏れた▼第1走者は視覚障がいの平良常さん。84歳のご高齢をものともしない健脚ぶりに希望と勇気、元気をもらった人が多いのではないか。声援の代わりに鳴りものや大きな拍手で盛り上げた▼コロナ感染におびえ外出自粛、マスク着用に時短、「3密回避」の我慢の日々を過ごすうっくつが多少なりとも晴れ、未来への希望を見いだした人もいらっしゃるか▼されど世界のコロナ感染者は1億5千万人、日本の人口を超えた。五輪・パラリンピックを開催すべきか否か、内外で世論は割れる。切り札のワクチン接種も遅々として進まない▼夕方のニュースは、政府が全都道府県に五輪医療スタッフとして500人の看護師を派遣するよう要請、これに対し医療態勢がひっ迫しているとして大阪府と沖縄県が難色を示したと伝えた。これが日本のリアル。うっくつと希望。そのはざまで思いは複雑に揺れる。(慶田盛伸)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム