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災害に強い地域社会へ 石垣市防災シンポジウム

災害対策の現状や今後の課題などについて意見が交わされたパネルディスカッション=24日午後、宮良小学校体育館

災害対策の現状や今後の課題などについて意見が交わされたパネルディスカッション=24日午後、宮良小学校体育館

パネリストの意見に耳を傾ける参加者ら=24日午後、宮良小学校体育館

教訓生かし連携強化

 明和大津波発生から250年の節目に防災意識の普及・啓発を図ろうと2021年度石垣市防災シンポジウム(石垣市主催)が24日午後、宮良小学校体育館で行われた。パネルディスカッションで東京大学大学院の後藤和久教授と石垣市防災関係者らが災害に強い地域社会のあり方などについて意見を交わし、防災・減災に向けた連携強化を図った。

 後藤教授がコーディネーターを務め、パネリストとして中山義隆石垣市長、前田緑朗氏(石垣島地方気象台長)、新城剛氏(市消防長)、狩俣武市氏(市消防団長)、玉代勢光子氏(市女性防火クラブ会長)が登壇した。

 中山市長は市の取り組みとして、防災ラジオ導入や地域の防災リーダーを育成するための防災士養成講座、資格取得の補助事業などを紹介。今後に向け「地域防災計画を策定し、自分たちの地域は自分たちで守るという体制をより強化していきたい。まだまだ足りない部分はあるが市としても引き続き災害に強いまちづくりに取り組んでいく」と語った。

 新城消防長は今後に向け「自主防災組織と連携を深めることが重要。消防団の拠点施設についても計画的に整備し、地域防災の強化を図っていきたい」と方針を示した。

 前田気象台長は実際に地震・津波が発生した際の具体的な避難方法について言及。「想定される津波到達時間の短さからいうと、発出まで約3分かかるとされる大津波警報を待ってからでは遅い。地震が起きたらすぐに逃げることが一番」と迅速な避難を呼び掛けた。

 このほか外国人や観光客に向けた情報伝達体制や災害時の避難所計画などについて意見を交換した。狩俣消防団長と玉代勢会長も活動の方針などを示した。

  • タグ: 防災シンポジウム石垣市
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