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20回目の慰霊祭 米軍飛行士3人の冥福祈る

慰霊碑前で冥福を祈る識名安信実行委員長ら=15日午後、米軍飛行士慰霊碑前

慰霊碑前で冥福を祈る識名安信実行委員長ら=15日午後、米軍飛行士慰霊碑前

石垣島事件

 太平洋戦争中に日本海軍の爆撃を受け米軍機が石垣島に不時着陸し、乗っていた米軍飛行士3人が殺害された「石垣島事件」の慰霊祭が命日に当たる15日、冨崎にある米軍飛行士慰霊碑前であり、慰霊祭実行委員会(識名安信委員長)や中山義隆石垣市長、平良秀之石垣市議会議長らが参列し、恒久平和を願った。

 20回目の節目を迎えた式典では、神父による祈りがささげられた後、アメリカ国歌を流し、黙とうをささげた。式の最後には参加者全員が献花して冥福を祈った。

 主催者を代表して識名委員長は「平和の中に生きているが、この平和が76年前の悲しい歴史の上に成り立っていることを忘れてはならない。世界平和を語り継いでいきたい」とあいさつ。

 新型コロナの影響で出席を見合わせたアメリカ総領事館のロバート・ケプキー総領事は「慰霊碑に恒久平和が祈願されているように、外交官として今まで以上に沖縄と米国の友好親善を深められるようにしたい」とメッセージを寄せた。

 中山市長は「歴史上の出来事として風化させるのではなく、戦争の悲惨さを伝えていきたい」、平良議長は「戦争を風化させることなく、次の世代へ継承していきたい」とそれぞれ述べた。

 

■石垣島事件

 1945年4月15日午前、石垣島に襲来した米軍機1機が日本海軍の爆撃を受け不時着。飛行士のティポ中尉、タグル兵曹、ロイド兵曹はパラシュートで大浜沖合に落下、日本軍の捕虜となったが、同日夜に処刑された。

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