八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

環境省の許可なく伐採 自然公園法に抵触か

環境省への手続きなく伐採されたアダン(左)など=4日、石垣市米原キャンプ場

環境省への手続きなく伐採されたアダン(左)など=4日、石垣市米原キャンプ場

石垣市「手続必要だった」 米原キャンプ場

 石垣市が民間事業者に指定管理をしている米原キャンプ場で、環境省に許可なく海岸林の伐採や駐車スペースの区分け、テント設置などが行われていることが10日までに分かった。市は指定管理者から「施設管理の一環で整備を行った」との報告を受けているが、自然公園法に抵触する可能性がある。

 キャンプ場は、同法に基づき西表石垣国立公園の第二種特別地域に指定されている。同地域内で伐採などを行う場合、非常災害の応急措置や森林の整備・保全を除き、事前に環境省の許可を得るなどの手続きが必要となっている。

 市施設管理課によると、指定管理者は今月1日の施設開場を前に、場内の通路にはみ出た葉や枝を重機で伐採し、同課へ事後報告を行った。その後、同課は関係者からの聞き取りや現地調査で管理棟横に簡易的な日よけテントが設置され、駐車スペースの目安となるポイントが打たれているのを確認した。

 こうした行為をする際は①事業者が行う行為や事業計画を市に提案②市が事業化を適正と判断③自然公園法に反しないか市と環境省の手続きや調整が生じる④環境省が認めれば市が提案者に許可を与える―の手続きをとるが、今回はこれをしていなかった。

 同課担当者は「指定管理が決まった時点で、事業者は事業の許可が下りたと認識し、今シーズンのオープンに合わせて整備を行った。環境省へ事前の手続きが必要だった」と不備を認め、「今後、自然公園法にのっとり手続きが必要な事業などに関して情報を集め、環境省に相談していきたい」としている。

  • タグ: 米原キャンプ場
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    関連するニュース

    ページ移動

    キーワード検索フォーム