21日までに構築へ 玉城知事
離島空港のPCR検査体制
【那覇】玉城デニー知事は7日、県庁で会見し、直行便のある新石垣空港など離島空港でのPCR検査体制について、本島中南部の飲食店などに行っている時短要請が終了する21日までの構築を目指していると発表した。「早めに発表して取り組んでいきたい」と述べ、調整が整えば前倒しも検討する。
県は離島空港での検体の受け取り場所など検査体制や観光客らへの周知方法などについて関係機関と調整を進めている。
会見では、営業時間短縮を要請している本島中南部の20市町村の約9千店舗の巡回指導や、十分な対策を講じている店舗に新たな認証を与える制度の検討にも言及した。
過去2番目に多い155人の新規陽性者が同日確認されたことへの対応では、8~9日の感染状況を踏まえつつ▽時短要請している営業終了時間を1時間早める▽午後8~9時以降の飲み会を控える―よう呼び掛けるなど、さらに強い対策の検討が必要との認識を示した。
まん延防止等重点措置については行動や移動の自粛を伴うため、引き続き慎重な判断が肝要とした。
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