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八重山を代表する果物として定着し…

 八重山を代表する果物として定着し、全国的にも人気の高いパインアップルも、新型コロナウイルスの影響を受け、価格が低下しているという。(本紙4月3日付)▼価格は需要低下を受け、最も高かった2019年度と比べ、21年度はJAの農家からの買い取り価格が3割低下。これに台湾産の輸入で価格低下がさらに進む可能性もあり、生産農家が不安を募らせているようだ▼パインは、かつての缶詰加工用から生食用にシフト。味が良くなる夏場に限定したハワイ種に加え、ソフトタッチやボゴールなど、春先から収穫が可能な生食用品種の開発もあり、全国から引き合いも多い▼国内で流通する外国産パインは東南アジア産が大半。これに加え、収穫時期が八重山と似通った台湾産が輸入されることで、価格競争は避けられそうもない。JA関係者によると台湾産は「糖度は低いが酸味がなく、おいしく感じる」という▼JAでは、今後、イベントやテレビCMなどを通して八重山産パインをPRすることで需要拡大を図り、農家を支援する方針だ▼コロナと台湾産のダブルパンチに農家も「このままではパインだけではくっていけない」と危機感を募らせている。農家の生産意欲を維持し、再生産を可能とするよう、価格を含めた支援が必要だろう。(下野宏一)

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