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子どもが小さかったころは、弁当を持って

 子どもが小さかったころは、弁当を持って家族で公園などに出かけた。楽しみは昼食。シートを敷いて重箱を囲む。おにぎりに卵焼き、鶏のから揚げなど。「外で食べるとおいしいな」ともぐもぐ、談笑が生まれる▼でも今は違う。「明日は休みだから家族でどこか行くか」「きょうは休みだからみんなで出かけるか」と誘っても乗ってこない。「いいよ」と断られ、そっぽを向かれる。当時の時間がいとおしい▼年ごろになると親と行動を共にするのを嫌がるものだが、どうもそれだけではないような。スマホやゲームを優先させたいとの理由もあるような。わが家がそうだ▼世界的ベストセラーになっているという「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン著、久山葉子訳、新潮新書)では次のようなエピソードが紹介されている▼1週間の家族旅行から帰ってきた友人に著者が感想を聞くと、「あまり楽しいバカンスにはならなかった」との返答。子どもは旅先でもスマホやタブレットばかり。「食事中くらい」と注意すると口論に。結局、何もいっしょにできなかったというのだ▼あるある。これと似た例など、いくらでも。かと言って強制的に取り上げると、関係がこじれる。なら賢く付き合う方法を身につけさせるしかない。それが難しいので悩んでいる。(比嘉盛友)

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