「予想以上のリバウンド」 新型コロナ
知事、第4波突入に危機感
【那覇】玉城デニー知事は24日、県庁で会見し、新型コロナウイルスの独自の緊急事態宣言が終了した2月末時点と比べて1週間当たりの新規陽性者数が3倍近くに増え続けているとして「予想以上に大きなリバウンドとなっている」と強い危機感を示した。
県によると1週間当たりの新規感染者数は2日時点の108人から9日には23%増の133人、16日には42%増の189人、23日には61%増の304人と急激に拡大。
飲食関連の陽性者は13日までの1週間で33人だったのに対し、20日までの1週間には75人と2倍以上になっており、年代別では20~40代の若い世代が全体の約62%を占めている。
感染の広がりにブレーキをかけるために①歓送迎会の自粛②模合や会食は4人以下短時間で③春休みの帰省などでは早期のPCR検査受検―を求めた。
玉城知事は「県民の協力が得られなければ第4波に突入し、強い措置を検討せざるを得ない状況になるかもしれない」と強調し、県民や事業者に対して感染対策への協力を改めて呼び掛けた。
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