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接種の手順、課題など確認 石垣市がシミュレーション

新型コロナウイルスワクチンの一般住民接種に向け、シミュレーションが行われた=21日午後、市健康福祉センター検診ホール

新型コロナウイルスワクチンの一般住民接種に向け、シミュレーションが行われた=21日午後、市健康福祉センター検診ホール

コロナワクチン

 石垣市は一般住民の新型コロナウイルスワクチンの集団予防接種にむけ21日午後、市健康福祉センターでシミュレーションを行った。八重山地区医師会協力の下、効率よく接種するための手順や副反応が出た時の対応を確認。医師7人、看護師10人に加え被接種役など約80人が参加し、問題点を洗い出した。高齢者の接種開始は4月後半からの見通しで、毎週日曜日に集団接種を実施。開始時は、1日当たり約240人のペースで接種し、徐々に人数の枠を広げる方針。

 市と同会は、全国の先行シミュレーション事例を参考に、接種会場で医師による問診を省き、可能な限り滞在時間を短くする方法を取り入れた。具体的には①接種に必要なクーポン券の発送時に予診票を同封②予診票を記入後、市福祉センターに提出し予約を入れる③医師が予診票をチェックし接種可否を判断―の順番で被接種者は予約当日を迎える。接種会場では、検温、本人確認後に割り振られた番号の席で接種の順番を待つ。アレルギー反応が強く集団接種が難しいと判断された人は、医療機関で個別接種へつなげる。

 シミュレーションでは検診ホール内に40席が設けられ、医師が移動しながら1人1分程度でワクチンを打っていった。被接種者は着席したまま30分間様子を見て異常なければ会場を後にした。

 また、当日の体調不良や発熱、接種後の気分不快、アナフィラキシー症状など不規則な反応をみせる人もおり、場内の処置室で対応にあたった。

 看護師からは、ワクチンを打つ医師一人あたりの介助看護師、状態を観察する巡回看護師の配置数を再検討する声も出た。

 市健康福祉センターによると、市民約5万人のうち、接種対象者は16歳以上の一般住民3万3000人(高齢者約1万2000人)。接種は任意のため、実際の接種人数は約6~7割の2万人と推計している。

 集団免疫7割獲得へ協力が不可欠なのが八重山地区医師会の存在。同会はワーキンググループ(WG)を立ち上げ、市や竹富町、県らと連携し接種促進へ最善方法を研究。

 WGリーダーで大浜診療所の鈴木光院長は「時間に追われている方もいると思うので、接種後にしっかり待機してもらえるかが今後の検討課題になる。接種希望者へ早くワクチンが行き渡るように、得られたことを効果的に生かしていきたい。接種体制を整え一日も早く県からのワクチン配布を待ちたい」と話した。独自の接種体制を確立することで、1日あたり1000人接種も目標に掲げている。

  • タグ: 新型コロナ八重山地区医師会
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