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石垣市 生乳加工施設が着工

起工式でくわ入れを行う発注者と受注者ら=17日午後、登野城バラビ道の市有地

起工式でくわ入れを行う発注者と受注者ら=17日午後、登野城バラビ道の市有地

ハサップ衛生管理基準満たす

工期は来年1月14日

 石垣市発注の八重山生乳加工施設新築工事の起工式が17日、登野城バラビ道の市有地で行われた。工期は来年1月14日。改正食品衛生法で義務付けられる食の安全性を確保するハサップ(HACCP)の衛生管理基準を満たす施設となる。

 同法改正では、学校給食に牛乳を供給する乳業者には最も厳格な基準が適用されるため、市は高度な衛生管理を行う必要があるとして一括交付金などを活用した事業を計画した。

 市有地2967平方㍍のうち1192平方㍍に鉄筋コンクリート造り平屋建て。製造室、発酵乳製造室、乳製品製造室、外包装室、冷蔵庫、冷凍庫、原料資材庫、事務室などを完備する。

 建築工事は㈱信用組、機械設備は㈲つかさ産業、電気設備は㈱共和が請け負う。契約額はそれぞれ5億2764万円、1億5158万円。1億3823万円。

 起工式で中山義隆市長は「食品衛生法の改正で、学校給食が将来にわたって安定的に供給できるか危惧される状況だったが、新施設ではハサップ導入基準を満たすことになる」と期待。

 ㈱渡久山設計の運天勲代表取締役、信用組の識名安信社長も「学校給食に牛乳を供給する施設を建設することは業者にとっても大きな喜び」などと語った。

 新施設の整備に当たっては農業生産法人㈲マリヤ牧場と㈱マリヤ乳業、農業生産法人㈲伊盛牧場、ミルミル本舗の4社が昨年6月、石垣島乳業協業組合(代表理事・宮良高仁マリア乳業代表取締役)を設立。同組合が指定管理者として運営する予定だ。余乳処理用として乳飲料、バター、生クリームの加工も行う。 

 宮良代表は取材に「旧施設ではこれからどうなるかと思っていたが、市、県、国の協力をいただいて立派な施設ができるので身の引き締まる思い。新しい商品も開発していきたい」と意気込みを語った。

  • タグ: 石垣市生乳加工
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