八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

マウンティング、あるいは「マウントを取る」

 マウンティング、あるいは「マウントを取る」。本来はゴリラなど類人猿が自分の優位性を示すための行為。が、現代日本では人間関係において同じく優位性をことさらにあげつらい、誇示し、アピールすることをさす。いわゆる「上から目線」発言である▼市議会一般質問最終日、1期目公約の多選自粛条例について問われた中山市長が条例を提案しないことを明言した。4選出馬への意欲を示唆したと注目を集める▼この問題で市長答弁は徐々に変化している。昨年12月議会では「適切な時期に提出したい」、今議会では3人の野党議員に「相談すべき多数の方がいるので軽々に申し上げられない」とトーンダウン。それが一転、最後の質問者、前津議員に答えたのが「提案しないこととしたい」である▼公約違反か否か、市民が判断すればいい。目を引くのは「コロナ禍の大変な経済状況の中、市民生活をどうするか議論する場が市議会。大事な議会で自粛条例を議論し、大事な質問時間が減ってゆくのは申し訳ない」発言だ▼コロナ以外、不要不急は聞くな、と言わんばかりの「上から目線」。一般質問は議員がただすものであって、その論点を市長が提示すべきではない▼3選圧勝の自負に多数与党。あえてマウントを取るなど、それこそ自粛すべきだろう。(慶田盛伸)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム