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東日本大震災10年 犠牲者を追悼し鐘打

東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげる参列者=11日午後2時46分、新栄公園内

東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげる参列者=11日午後2時46分、新栄公園内

被災地の復興に祈り 「教訓を防災に」決意新た

 死者・行方不明者2万2000人超など甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から10年となる11日、八重山も犠牲者を追悼し、被災地のさらなる復興を願う祈りに包まれた。地震発生の午後2時46分、防災無線でサイレン吹鳴。多くの人たちが黙とうをささげた。被災地に思いをめぐらせ、大震災の教訓を防災に生かす決意を新たにした。(8、9面に関連)

 新栄公園内世界平和の鐘鐘楼で同時刻から東日本大震災犠牲者追悼鐘打式(石垣市・世界平和の鐘の会沖縄県支部共催)が行われ、市職員や支部会員、議員ら約60人が参列した。

 中山義隆市長は「“わたしたちは わすれない”という思いにこそ大きな意義がある。今後も被災地での出来事に関心を」と呼び掛けた。ことしは1771年4月24日に発生した明和大津波から250年となることから、「市民一人一人が過去の教訓を生かし、常日ごろから防災・減災の意識を高く持ち、災害時の備えを整えてもらいたい」と述べた。

 県支部の大濵達也支部長は「復興への道のりはまだ道半ば。継続した支援が必要。一人一人が被災地を思う気持ちは風化させてはならない」、石垣・岩手かけはし交流協会の田村秀光会長も「石垣島からも1日も早い復興を願い、連携・絆を大切に応援を継続させていきたい」と語った。

 岩手・石垣かけはし交流協会の小山雄士会長がメッセージを寄せ、「平成5年の大冷害の際に沖縄県と石垣島の皆さんの多大な支援で種もみを増殖できた。東日本大震災でも石垣島から多くの支援、見舞いをいただき、これが被災者を励まし、復興への力を与えた」と感謝。

 「災害は一瞬で破壊する。防災とは何かが問われ続けた10年だったかもしれない。復興には長い時間をかけなければならないが、私たちが種もみで培った結の心を持ち続ければ、いつかきっと成し遂げられる。われわれの大震災の経験を石垣島の防災にも生かし、災害に強いまちづくりを」と願った。

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