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県外の修学旅行再開 春先向け予約増

修学旅行で大阪から来島した常翔学園高校の生徒ら=10日午前、南ぬ島石垣空港

修学旅行で大阪から来島した常翔学園高校の生徒ら=10日午前、南ぬ島石垣空港

業界「観光の起爆剤に」

 県外高校などによる八重山への修学旅行が今週から再開した。大規模団体の受け入れは12月上旬以来約3カ月ぶり。春先に向け予約も増えており、八重山観光に追い風が吹く格好だ。関係者からは「ありがたい。これが続いてくれれば」と期待する声が上がる。

 修学旅行の観光バスを運営する東運輸㈱によると、今月は関西、関東圏の5校から約1000人が来島。キャンセルもあったが首都圏の緊急事態宣言解除後に日程を変更する予約も入っているという。4月には14校から予約が入り、1800人余りが来島予定となっている。

 10日午前11時15分には大阪から常翔学園高校の生徒172人が石垣入り。同校は10クラスを3班に分け、14日までに計424人が来島、石垣島のほか西表や黒島、小浜など各離島を観光する。

 東運輸㈱の久場島清俊常務取締役は「首都圏は厳しいが関西だけでも先に来てくれて良かった」と安堵。「他の学校も八重山の再開を参考にすれば今後の追い風になる。一つの起爆剤になってくれたら」と期待を込めた。

 西表島での観光を受け入れる西表島交通㈱の大久保多美代営業部長は「教育旅行は八重山ファンになるとっかかりの側面もある。リピーターを増やすという点でも大いに期待している」と語った。

 同日午後、ユーグレナモールでは修学旅行生らが散策している様子が見られた。多くの旅行生が訪れていた土産品店の店長は「やっぱり修学旅行は助かる。これからも期待は大きく、仕入れを徐々に増やしてきている」と説明、「とにかくストップしないようずっと続いて欲しい」と願った。

 関係団体も受け入れ再開に期待する。石垣市観光交流協会の高橋秀明副会長は「修学旅行は閑散期に組んでいただけるため島の宿泊、観光業にとってありがたく大切な存在」と位置付け、「コロナ対策を含め安心安全を第一に提供し、しっかり受け入れていく必要がある」と指摘した。

 高橋副会長によると市内ホテルの稼働率も1月までおよそ10%前後だったが現在は20~30%と微増の傾向。「完全ではないが上向き」と期待を寄せながらも「最低でも60%まで戻らないと厳しい。今後の1都3県の動きが鍵。Goto再開である程度の需要は戻ってくる」と見込んでいる。

  • タグ: 観光八重山
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