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海水淡水化で飲料水自給 竹富町の避難所に指定へ

海水淡水化システムの全体イメージ(星のや竹富島提供)

海水淡水化システムの全体イメージ(星のや竹富島提供)

海水淡水化装置外観(星のや竹富島提供)

太陽光発電で災害時も対応 星のや竹富島

 【竹富】滞在型リゾート「星のや竹富島」が2月13日から、太陽光発電を動力とする海水淡水化装置で飲料水の自給を行っており、竹富町内の民間施設初の災害時避難所に指定される。町によると、近く協定書を締結する予定だ。台風などの災害時でも、自家発電機に加え太陽光発電によって施設すべての機能を維持できるようになっている。

 星のやによると、島と共生するリゾートとしての新たな取り組みとして、環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(ヒートポンプ等を活用した低炭素型農業推進事業)を活用して海水淡水化装置を導入した。

 竹富島は石垣浄水場から送水を受けており、石垣市水道部によると、給水量は1日上限500㌧。星のやは「生活用水をまかなう水資源は限りがある状態。1日に使用できる水量が限られている中で、必要になる飲料水用の水量を海水淡水化装置で自給する」として補助事業を導入した。

 同装置は、ゼネラルヒートポンプ工業㈱開発の太陽光発電と一体化した「海水淡水化熱源給湯ヒートポンプユニット」と言われるもの。1日40㌔㍗の発電で装置を稼働させ、1日当たり60㌧の飲料水を確保できる。さらに同ユニットに内蔵された水冷式ヒートポンプで10~60度までの温度設定が可能となっている。

 同装置の導入に伴い星のやは、これまで客室(2~3人用48室)に提供していたペットボトル入りのミネラルウオーターを廃止。プラスチックごみ削減の促進など環境負荷の低減につなげる。500㍉㍑のペットボトルで年間4万本前後削減できる見通しだ。

 海水淡水化装置により年間で約35㌧の二酸化炭素を削減できるとしている。

  • タグ: 星のや竹富島海水淡水化装置
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