八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

石垣市社会福祉協議会(新田健夫会長、

 石垣市社会福祉協議会(新田健夫会長、市社協)が先月実施した食糧支援では、配布開始の2時間以上前から待つ人がいた(2月20日付9面)。コロナの影響で観光客が減り、夫の収入が落ち込んだという女性が食べ物を受け取っていた▼首都圏の緊急事態宣言が21日まで延長され、八重山観光の回復はさらに遠のいた。食べ物を求める人への支援もさらに必要になるのではないか▼3月8日の国際女性デーを前に、沖縄タイムス社が5日、女性の生きづらさをテーマにしたオンラインイベントを開いた。しんぐるまざぁず・ふぉーらむ沖縄代表の秋吉晴子さんは、「(シングルマザー向けの食糧支援は)やってもやっても追い付かない」と話していた▼低所得者層の支援に取り組む一般社団法人ダイモン代表理事の糸数温子さんは「あした食べるものに困っている人は、絶対的に貧しい状態」と述べた。琉球大学教授の上間陽子さんは「貯金などができない生活が常態化し、そこにコロナが覆いかぶさってきた」と表現した▼もともと支援から取り残されていた状況が、コロナによってあぶりだされてきたということを意味する▼社会が大きなインパクトを受けた時、そのひずみは最も弱い部分から現れる。コロナの年内終息は見込めず、ひもじさは耐えられない。(松田良孝)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム