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新八重山博物館 開館まで7年を想定

石垣市教育委員会部内検討会議で新館開館まで7年と想定されている八重山博物館=2月24日午後

石垣市教育委員会部内検討会議で新館開館まで7年と想定されている八重山博物館=2月24日午後

市教委部会検討会議 事業費抑制策も提示

 石垣市立八重山博物館建設事業で、市教育委員会部内検討会議(部課長9人)が開館までの年数を7年と想定していることが分かった。同会議がまとめた報告書案によると、各工程に要する年数を合算すると7年になる。事業費の抑制策として▽華美な設計としない▽機能重視の施設整備―などを部内方針として確認した。

 市教委は今後、報告書案をもとに市長部局と調整・連携して作業を進める。4月以降、島外の市出身識者を加えた10人程度の有識者会議を設置し、新博物館の望ましいあり方について提言を受け、基本計画の事業概要や概算費用に反映させる考え。基本計画の策定過程で建設候補地を整理して位置決定も行う予定だ。

 現博物館は1972年に開館し、49年が経過。八重山諸島全域の文化の保全と継承に一定の役割を果たしてきたが、「見るだけでなく体験できる博物館へ」との社会的ニーズに狭隘さなどの面から対応できないことから、95年に基本構想、98年に基本計画が策定された。

 しかし、財政状況の変化などから中断を余儀なくされ、2015年にも新たな基本構想がつくられたものの、同様に財源確保の面から事業の進展がないまま現在に至っている。

 このため市教委は昨年7月、次年度以降の具体的な事業の推進に向け、関係課で調整を行う検討会議を設置。9月末まで4回の会議を開き、報告書案をまとめた。

 案によると、15年構想の内容を引き継ぎ、建設エリアは「石垣島南部」。構想を実現する具体的な内容については基本計画段階で議論を進める。

 事業費の抑制策としてはほかに、財政出動を平準化するため本館を優先して段階的に整備する案も挙げた。

 財源確保については補助金制度の活用、民間資本の活用なども協議の対象となり、21年度に調査を始め、22年度には具体的な検討を行うことになっている。

 建設スケジュールでは基本計画、財源検討、基本設計、実施設計、工事、開館準備などの流れとなっているが、各工程の事業年度は明示せず期間のみを示している。

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