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八重山から1個人2団体表彰 20年度県農林漁業賞

農林漁業で模範となる実績や経営改善などが認められた仲新城長公さんとJAおきなわ八重山地区営農振興センターオクラ生産部会の東内原辰雄部会長、細崎さわやか生活改善グループの大城由美代表(前列左から)=2日午後、八重山合同庁舎大会議室

農林漁業で模範となる実績や経営改善などが認められた仲新城長公さんとJAおきなわ八重山地区営農振興センターオクラ生産部会の東内原辰雄部会長、細崎さわやか生活改善グループの大城由美代表(前列左から)=2日午後、八重山合同庁舎大会議室

仲新城さん、オクラ生産部会、細崎さわやか

 2020年度沖縄県農林漁業賞表彰式が2日、八重山合同庁舎で行われ、農産部門に仲新城長公さん=石垣=、園芸部門にJAおきなわ八重山地区営農振興センターオクラ生産部会(東内原辰雄部会長)、農山漁村地域活性化部門に細崎さわやか生活改善グループ(大城由美代表)が表彰された。

 農林漁業の経営改善、技術の近代化や協業化の推進で成果を上げ、農林漁家の模範となる実績を収めた県内の団体、個人を表彰するもので毎年「おきなわ花と食のフェスティバル」会場で行われていたが、新型コロナの影響で地区ごとの表彰式となった。

 仲新城さんは戦後まもなくから70年にわたり水稲とサトウキビの生産振興に貢献。昨年度の水稲の10㌃当たり収量は382㌔と石垣市内の平均330㌔を大幅に上回った。サトウキビも毎年、夏植えで10㌃当たり収量10㌧以上を維持している。また、1993年の岩手県大冷害の際には地域の中心となり、水稲種子緊急増殖事業に取り組んだ。

 オクラ生産部会は、県内で最も早く出荷できる産地としてオクラブランド化に取り組み、2006年に石垣市として初めての園芸拠点産地に認定された。認定後も部会員の栽培技術、所得、品質向上に努め、市場からも高い評価を得ている。イベントなどで島内消費者や観光客に向け積極的なPR活動も行っている。

 細崎さわやか生活改善グループは、1983年に小浜島細崎に住む女性たちで結成。90年にはモズク加工部を立ち上げ、小浜島産のモズク製品の卸業を開始。売り上げの一部で地元デザイナーにパンフレットなどを依頼することで地域産業を生み出した。2006年には販売部を発足。小浜港ターミナル内で販売店「くば屋ぁ」を開業し、活動の幅を広げている。

 受賞に仲新城さんは「納得のいく作柄になるようこれからも勉強。関係機関の指導のおかげで受賞できた」と謙遜。東内原さんは「会員の技術も上がってきた。さらなる高品質を目指し、石垣島のオクラとしてブランド化させたい」と気持ちを新たにした。大城さんは「今まで周りのメンバーに支えていただいたおかげ。小さな島ならではの良さを感じている。これからもますます励んでいきたい」と活動の継続に意気込んだ。

  • タグ: 沖縄県農林漁業賞仲新城長公JAオクラ生産部会細崎さわやか
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