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石垣市 ゆいマルシェスタート

有人や無人販売で野菜を提供する「ゆいマルシェ」がスタートした=26日午前、石垣市役所

有人や無人販売で野菜を提供する「ゆいマルシェ」がスタートした=26日午前、石垣市役所

「野菜が安い」、50分で完売

 コロナ禍で出荷が減少した農家を支援しようと石垣市は26日、農産物消費促進事業「ゆいマルシェ」をスタートした。同企画は市役所ピロティに無人・有人販売ブースを設け、島産野菜を販売するもの。初日から多くの市民らが利用し「スーパーより安い」と喜んだ。市によると野菜は開始50分で完売し、1農家最大で1万5000円の売り上げがあった。

 「ゆいマルシェ」は国や県の緊急事態宣言により、飲食店の時短営業や臨時休業など野菜の消費が滞っている野菜農家を支援する取り組み。市は販売スペースを提供した。「マルシェ」はフランス語で「市場」の意味。

 販売方法は有人販売、無人販売いずれも可。販売時間は午前10時30分から午後12時30分までの2時間で、市職員2人が常時立ち会う。1日の出荷販売者数は6農家までで、1週間で最大18農家の販売が可能。現在、7農家の利用が決まっている。

 初日となったこの日、5農家が自慢の野菜を販売。ゴーヤやピーマン、ニンジンなどを200円以下で提供した。市職員や来庁した市民は、農家との会話も楽しみながら野菜を品定めして購入していった。

 農家の生盛克哉さん(40)=大浜=は島ラッキョウを販売。通常は1㌔300円で出荷しているが、コロナ禍で売り上げが落ち込み、現在1㌔200円に価格を下げて出荷。生盛さんは「提供の場はゆらてぃく市場が多かったので、この取り組みは良いと思う。地域活性化にもなる」と話した。

 ピーマン、インゲン、ゴーヤなどの野菜を購入した30代女性=大川=は「ふだんスーパーで買っているが、ここは野菜が安くて大きい」と満足げ。「あとジャガイモがあったらいいと思う。また来たい」と喜ぶ。

 市の担当者は「地元野菜を安く販売している。無人販売という味わいある感じを楽しんで、野菜を消費してほしい」と多くの利用を求めた。

 同マルシェの期間は3月26日までの1カ月で、月・水・金曜日の週3回市場を開く。出店募集は3月19日まで。問い合わせは市農政経済課(82―1307)。

  • タグ: コロナ禍支援
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