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八重山高校時代、富野集落から自転車で通学…

 八重山高校時代、富野集落から自転車で通学する同級生がいた。これを聞いたときは信じられず、彼の忍耐強さに驚き、感心したものだった。でも、そのようなケースは例外中の例外である▼北西部に住みながら市街の高校に通うのは大変なことだ。時間、労力、交通費など。負担はあまりにも大きい▼平久保小学校が4月から休校になる背景にひとつには、それがあった。ある児童の家庭には高校生がおり、「平久保に住みながら高校に通わせたいが、経済的負担が大きい」として家族で市街へ引っ越すことになったのだ(本紙22日付1面)▼高校進学のために島を離れなければならない「15の春」。高校のない竹富、与那国両町は離島高校生修学支援事業で年間24万円(国50%、県25%、町25%の負担割合)を保護者に補助している。ただ、寮から通う生徒は居住費だけの支援となることから上限額を受けられないため、竹富町では24万円満額を受けられるよう単費で支援している▼高校のある石垣市は補助事業の対象外だが、島内間格差は存在する。平久保小休校の一例でこれが顕在化した▼市は議会一般質問で「北西部の定住条件向上は重要課題」として独自支援策の検討と補助事業適用の要請を行うと答弁している。実現はいつになるのか。(比嘉盛友)

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