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石垣島北端にある石垣市立平久保小学校は…

 石垣島北端にある石垣市立平久保小学校は1949年4月5日、白保小学校平久保分校として開校した。ことしで72年の歴史を誇る伝統校だが、4月から休校になるという(本紙19日付1面)▼同校ホームページなどによると、平久保は古くからある集落で、琉球王朝時代から500年の歴史がある。しかし、交通の便の悪さや台風の被害、マラリアなどの影響で壊滅的な打撃を繰り返し受け、1955年ごろにはわずか30戸しか残っていなかった▼56年には宮古郡から多数の移住があり、周辺の久宇良・吉野・平野地区にも55年から57年までの計画移民で大宜味村、北谷町、宮古郡などから移住するなど活気づいた▼しかし、移住後約30年が経過したころから農業不振、台風・干ばつ被害などで離農や引き揚げが相次ぎ、今も人口の減少が続いている。今回の休校にはそんな背景がある。きょうの8面からは、過疎化に対する住民の危機感や不安が伝わってくる▼よく石垣島の均衡ある発展と言われる。石垣市政長年の課題でもある。北部5校地区連絡協議会は毎年、地域間格差の是正を求めて市に要請している▼前回2018年の市長選で中山義隆市長は、かつての開拓移民になぞらえて「平成の北西部地区再開拓」を公約に掲げた。その真価が問われる(比嘉盛友)

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