八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

平久保小、次年度休校に 市内初、在籍児童がゼロ

石垣島最北端の平久保小学校。2021年度は児童がゼロとなり、休校が決まった=(資料写真)

石垣島最北端の平久保小学校。2021年度は児童がゼロとなり、休校が決まった=(資料写真)

地域「来るべき時が来た」

 石垣島最北端の平久保小学校(宮里満男校長、児童4人)は、2021年度の在籍児童がゼロになるため、同年度の1年間、休校する。18日に行われた市教育委員会定例会で報告された。22年度以降の学校再開については、市教委が10月頃までに判断する。市教委によると市内の小学校の休校は初めてと見られる。

 同校は平久保に位置し、平野、平久保、吉野、久宇良を校区とする。人口減に伴う在籍児童数も少人数で推移してきたが、次年度は児童ゼロになることから、市教委が県教委に報告し、休校措置を取る事になった。

 22年度以降の学校再開については、児童を通学させる意思のある家庭の有無を市教委が確認し、県へ報告。必要があれば教員の配置などを調整し、21年10月頃までに再開可否を判断する。市教委は校内の環境や設備を維持するために、休校期間中も環境整備員、警備員を配置し、再開に備える。

 市教委は5日、校区内の公民館長を招き、休校措置について説明した。

 久宇良公民館の川上眞一館長は「入学式から卒業式まで地域の皆でお祝いし、授業参観や運動会にも参加してきた。交流の場が無くなる。休校はとても寂しい。移住を希望する人がいても、休校中だと選択は難しいだろう」と声を落とす一方「仕方ない事ではある。来るべき時が来たという感じ。平久保だけの問題ではなく、北部全体が同じ課題を抱えている。住居や仕事を整えるなど、行政が移住しやすい環境を整備してくれたらいいのだけど」と複雑な心境を語った。

  • タグ: 平久保小学校休校
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム