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子ども食堂に支援の輪 かぶさ食堂

世田谷・みっとの春藤代表、下地食品㈱の下地さんから食材の提供を受けたかぶさ食堂の川満祐次・牧子夫妻(左から)=18日午後、かぶさ食堂

世田谷・みっとの春藤代表、下地食品㈱の下地さんから食材の提供を受けたかぶさ食堂の川満祐次・牧子夫妻(左から)=18日午後、かぶさ食堂

地元や県外から食材提供

 13日から子ども食堂を再開させた「かぶさ食堂」(川満祐次店主)に支援の輪が広がっている。地域の子育て支援に役立ててもらおうと地元企業のほか、県外の子ども食堂からも食材の提供が寄せられた。温かなつながりに川満店主は「本当にありがたい」と感謝する。

 このうち東京都世田谷区の子ども食堂「せたがやこども食堂みっと」の春藤伊都子代表は18日、米50㌔を提供した。春藤代表は20年近く石垣島に通っており、2016年から川満夫妻と知り合い、SNSを通じた情報交換など交流を深めている。

 互いの食堂で活用できるよう春藤代表はお米を、かぶさ食堂はパイナップルや八重山そば、アーサ、ポークなどの食材を毎年送りあい、子どもたちにふるまっている。今回も春藤代表が店を訪れお米を手渡した。

 春藤代表は「遠く離れていてもつながっているのでとても励みになる。かぶさ食堂は行動力があってアクションが速い。地域の子育て支援が日々進化しているのを見て私たちもパワーをいただいている」と笑顔を見せた。

 また「子ども食堂は食べるだけではなく子どもの居場所でもある。心、関係性の貧困が課題になるなかで、親でも先生でもない第3の大人として力になりたい。今後も応援し合っていけたら」と語った。

 地元企業では下地食品㈱から「黄金そば」50袋、石垣島リラクゼーションハンモックからお米の提供があったほか、県の事業「おきなわこども未来ランチサポート」から缶詰や調味料など数多くの食品の提供を受けた。

 下地食品の下地守さんは「(コロナで)みんな苦しい。自分たちができることはこれくらいだが、困った人たちのために協力したい」と話した。

 川満店主は「こうした取り組みは一人だけではできない。こんな時代だからこそつながりを大事にしたい。支援を通して人と人を結ぶきっかけになれば」と期待、妻・牧子さんは「本当に心強い。今後も縁を大切にしながらつながっていけたら」と目を細めた。

 食材は毎週土曜午後5時~7時に開かれる子ども食堂と無料配布を行う「地域むすび弁当」に使用される。

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