79個人、22団体を表彰 八重山中体連
- 2021年02月14日
- 地域・教育
八重山中学校体育連盟(友利始夫会長)の結成60周年記念式典が13日午後、石垣第二中学校体育館で行われ、同連盟の発展や中学生の競技力向上に貢献した79個人、22団体を表彰した。(9面に受賞者一覧)
中学生の体力の向上と中学校体育の振興を目指し、故・慶田城實氏、故・宮良正惟氏、故・川添義夫氏の3氏が中心となって1961年に結成。10年ごとの記念式典は受賞者、来賓ら約200人を招待するが、今回は一部に限定。プログラムも短縮した。
友利会長はあいさつで「フェアプレー、フレンドシップ、ファイティングスピリッツの3つのFの精神を育て、次世代を背負う中学生の生きる力と心身の育成に取り組んでいく。節目にあたり応援してくださる皆さまと心を一つにして乗り越えていきたい」と決意を新たにした。
歴代会長や選手育成団体の指導者、外部指導者など26人を表彰。友利会長から受賞者一人一人に表彰状が手渡された。
受賞者を代表して第22代会長を務めた東迎和芳氏(63)は駅伝競技の躍進を引き合いに「県との差が歴然としてあったが、県大会派遣基準タイムを設定した結果、選手、各学校の取り組みに変化がみられた。それが実を結び県大会優勝、全国大会出場につながった」と語り、「日ごろから八重山での優勝でなく県、九州、全国を目指し意識を変え、行動へと結びつける取り組みを続けてほしい」と呼びかけた。
八重山教育事務所の宮良勝也所長が祝辞を述べ、石垣第二中学校吹奏楽部の演奏に合わせ同連盟歌「輝く未来は君のもの」を斉唱し締めくくった。
同連盟は記念誌の広告などに協力した42企業に感謝状も贈呈。記念誌は年度末までに発行し、受賞者や各関係団体に配布する予定。
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