八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

きょう旧正月 コロナで買い控えも

公設市場で旧正月用の豚肉などを買う女性(右)=11日午後

公設市場で旧正月用の豚肉などを買う女性(右)=11日午後

 12日は旧暦1月1日の「旧正月」。例年、ユーグレナモール内に入る石垣市公設市場では、旧暦の大みそかに伝統料理の食材を買い求める客でにぎわうが、ことしは新型コロナウイルスの影響により客足はまばらだ。精肉店の女性は「いつもは、来客用に豚肉をたくさん買う常連さんもいるが、ことしの客入りは例年の半分ほど。自粛により買い控えしているかもしれない」と話した。

 リニューアルオープンに向け準備が進む同市場。鮮魚や精肉加工店は既に入居している。11日午後、例年のような活気はなく、年配の常連客が数人訪れた。旧盆、旧正月、十六日祭と行事の度に必ず来店するという平良たま子さん(71)=平得=は、豚の三枚肉やさしみ、かまぼこ、昆布などが入った袋を手に店主らと会話を弾ませる。「祝い事なので、料理を作り家族が一年間健康でいられるよう願う。ことしも那覇から娘家族が帰省する予定だったが、コロナで取りやめになった。豚肉などは私と主人の分を中心に買った」と普段より食材の量は少ない。

 精肉店の従業員は「本来は毎年たくさんのお客さんが入る。特に市場は昔から年配の方が常連として通ってくれている。ことしは、コロナの感染リスクを恐れて、控える方が多いのでは」と肩を落とす。

 一方、旧正月に合わせて生年祝いを行う家庭もあり、この時期はオードブルの注文も増える。ただ、ことしは生年祝いを延期したり規模を縮小したりで、発注数が伸びない店舗も。

 ある店舗の女性従業員は「県の緊急事態宣言で人が集まれず受注数が減っている。十六日祭は何とか盛り返したい」と期待を込めた。

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

ページ移動

キーワード検索フォーム