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思慮分別がない。東京五輪・パラリンピック…

 思慮分別がない。東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長の「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」との女性蔑視の暴言である▼そもそも五輪憲章は、人種や性別、宗教などによる差別を厳しく禁止している。森氏が東京大会の「顔」として適任か、疑問符が付いた。4日の謝罪会見では「だから撤回させていただくと言っている」と開き直り発言も飛び出し、内外から辞任を求める声があがる▼森氏はこれまでも数々の問題発言を繰り返している。「日本は天皇を中心とする神の国」は、失言というより信念だろう。フィギュア・スケートの浅田真央さんへの「あの子は大事な時に必ず転ぶ」もある。「森さんは大事な時に必ず失言する」と言い換えられるか▼総理総裁も経験した自民党の長老。5日の衆院予算委では閣僚らから「不適切発言」との指摘も出たが、政権は幕引きを急ぐ▼「銀座通い」で自民を離党した国会議員3氏の謝罪会見。頭を下げた向こうの壁に菅総理のポスター「国民のために働く。」が大写しになった。何の皮肉か、会見場所の配慮が足りない▼先週の本欄でこんな「上級国民」にふれたら、島には「上級市民」がいた。自分だけは許されるのでは、という誤解。思慮分別、島言葉でいう「うんくとぅ」がない。 (慶田盛伸)

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