124年ぶり2日の節分 鬼と園児ら、思わず和解も
- 2021年02月03日
- 芸能・文化
大川保育所
2日は雑節のひとつ「節分」。郡内の幼保施設や学童では、園児児童が「鬼は外、福は内」と掛け声とともに豆などをまき、厄を払った。節分は二十四節気の「立春」の前日で、例年は2月3日だが、ことしは1897年以来124年ぶりに2日の節分となった。立春は、春分や秋分とともに太陽と地球の位置関係で決まり、国立天文台が発表する。
このうち大川保育所(今伊たえ子園長、0~5歳児105人)では、「自分の中の鬼をやっつけよう」とのテーマのもと、園児ら自身も鬼に仮装。鬼に扮した職員が出てくると「鬼は外! 福は内!」「泣き虫鬼は出ていけ! 病気も治れ!」と豆に見立てた紙くずを投げつけて撃退した。
5歳児クラスのきりん組では、鬼に捕まった大城瑛琉君が観念し「友達と仲良くするよ」と鬼と約束。やりとりを見ていた園児らが次々とまねして鬼のもとに駆け寄り「悪口言わないよ」「威張らないよ」とそれぞれ目標を宣言。握手して鬼と和解した。
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