〝覇権奪取〟、ロッテが始動 石垣島キャンプ、選手一丸
- 2021年02月02日
- スポーツ
千葉ロッテマリーンズの2021石垣島春季キャンプが1日、石垣市中央運動公園で始まった。昨季はパシフィック・リーグ2位。クライマックスシリーズでは福岡ソフトバンクと接戦を繰り広げたが、日本シリーズ出場を逃した。「この1点を、つかみ取る。」をスローガンに掲げ、雪辱に燃える。キャンプは1、2軍合同で行われ、石垣市出身の大嶺祐太投手も再起をかけて1軍入りを目指す。1軍は12日、2軍は25日まで。
キャンプ初日は朝から晴天に恵まれ、日中の最高気温が24度を超える汗ばむ陽気となった。
選手らは「自分の特徴を知る!」を練習テーマに、ランニングやストレッチなど入念なウオーミングアップで体をほぐした後、野手組と投手組に分かれそれぞれのメニューをこなした。
大きな注目を集める高卒2年目の佐々木朗希投手は昨年に続き2年連続の1軍キャンプとなり、開幕ローテーション入りを狙う。
2軍スタートとなった大嶺投手は室内練習場で守備やけん制、ランニングなどに汗を流し、午後はウエートトレーニングで体づくりに専念した。
野手組はティーバッティングなど打撃練習に取り組んだ。
キャンプインセレモニーでは、千葉ロッテ石垣島協力会会長の中山義隆市長が「昨年は最終盤まで優勝争いを繰り広げ、ドキドキ、ワクワクしたシーズンだった。パ・リーグ制覇、日本一奪取に向けがんばってほしい。コロナの影響で無観客となるが石垣市民、全国のファンで共にキャンプを盛り上げ応援していきたい」と激励した。
4年目の井口資仁監督は「このような状況下でキャンプを受け入れていただき感謝する。われわれも、しっかりと感染予防対策しながら(キャンプを)行っていきたい」と充実のキャンプを誓った。チーム打撃2割3分5厘と12球団中最下位だった打撃面の強化を図りたい考え。
地元企業や団体から石垣牛や泡盛、黒糖などの地元特産品が贈呈された。
■大嶺、守備練習に汗 終始リラックス
千葉ロッテマリーンズのキャンプ初日、2軍スタートの大嶺祐太投手は背番号64のユニホーム姿で球場に現れ、チームメートとともに念入りなウオーミングアップを行った。
屋内練習場に移動した後、昨年ドラフト2位の中森俊介や土肥星也ら投手陣とともにけん制や守備練習をこなし、終始リラックスした様子でフィールディングの基本を確かめた。
午後からはランニングやウエートトレーニングに練習時間を費やし、キャンプ初日を終えた。
大嶺は2019年1月に右肘の手術を受け、同年シーズンオフに戦力外通告を受けたが、育成契約をして昨年8月、支配下登録となった。
昨シーズンはイースタン・リーグで12試合に登板。54回3分の2を投げて防御率3.46の成績を残している。
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