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稚内市などとともに北海道最北端のエリアを

 稚内市などとともに北海道最北端のエリアを構成する礼文町。1月24日付の本紙が報じた同23日のオンラインセミナー(境界地域研究ネットワークジャパン主催)で、同町の小野徹町長が「与那国町は花蓮市と縁がある。交流の輪を広げていきたい」と話していた▼礼文町は過去20年間で人口が3割以上減り、前年12月末で2416人。人口増加策のひとつとして外国人材の定住・移住を視野に入れており、与那国町が花蓮との間で培ってきた交流のノウハウを参考にしたいというのである▼与那国花蓮間の姉妹都市交流は、現在は教育交流のために与那国から台湾へ赴く流れが中心だ。台湾から与那国に向かうベクトルは断続的で細い。礼文のニーズに応えるのは簡単ではないが、頼られる立場になっているという事実は意識しておいたほうがいい▼島ならではの悩みは共通している。礼文町は黄金週間前の前年4月、「観光やコロナ疎開で島に来ないで」という町長名のメッセージを発した。島が抱えるジレンマを、小野町長は「まさに断腸の思い」とつづった▼与那国花蓮間の交流は来年10月で40周年。交流の足取りを検証する好機といえるだろう▼これまでの経験から地域間交流のノウハウを導き、移出することができれば、真に「頼られる」存在となれる。(松田良孝)

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