ロッテ、横浜M石垣入り
春季キャンプのため横浜F・マリノスと千葉ロッテマリーンズが30日午後、相次いで石垣島入りした。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、両チームとも例年と異なり無観客でキャンプを行う。選手らが到着した空港では、地元の協力団体や子どらの姿はなく市スポーツ交流課の職員が横断幕を掲げ出迎えるのみだった。キャンプ期間はマリノスが31日~2月8日、ロッテが2月1~25日(1軍は12日)。(10面に関連)
マリノスの選手28人とスタッフ24人を乗せた便が午後2時半ごろ、南ぬ島石垣空港に到着。選手らは次々と到着ロビーを通過して待機中のバスへ乗り込み、宿泊先に向かった。
キャンプ中の新型コロナ感染防止対策として宿泊は1人1部屋、食事は2人で1卓を使用し中央にアクリル板を立て飛沫飛散を防ぐ。ホテルの配慮で一般宿泊客との動線も分ける。
クラブはこの1週間に2回、PCR検査を実施、全員が陰性だったことを確認して現地入り。キャンプ期間中も受検させる。
マリノスは昨季J1リーグ9位。今季の開幕戦は川崎フロンターレとの「神奈川ダービーマッチ」。王座奪還へ1次キャンプで本格的なトレーニングに入り弾みをつける。石垣島キャンプは4年連続4回目。
一方、ロッテは午後5時40分過ぎ、井口資仁監督を先頭に空港内のロビーに姿をみせた。30日時点でキャンプには首脳陣・選手の計94人が参加。キャンプ期間は1軍2月12日、2軍が同25日まで。
新型コロナ対策として宿舎は1人1部屋、関係者以外の室内・ブルペン、グラウンドへの立ち入り取材禁止、PCR検査を週に1度実施する。
ロッテの石垣島キャンプはことしで14年目。昨季、パ・リーグ2位で4年ぶりのクライマックスシリーズに進出。4年連続日本一の福岡ソフトバンクホークス打倒に、今季も燃える。
選手らを出迎えた市スポーツ交流課の松本当史課長は「例年通りのセレモニーはできなかった。無観客のキャンプだが、選手やチームスタッフが満足いくキャンプになるよう精いっぱい協力したい」と話した。
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