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工場閉鎖 1年延期 丸尾建設、22年8月末まで

小浜島生コンクリート工場閉鎖の1年延期が決まった(資料写真)

小浜島生コンクリート工場閉鎖の1年延期が決まった(資料写真)

小浜島生コン

 ことし8月31日で小浜島生コンクリート工場の閉鎖を計画していた丸尾建設㈱(丸尾剛代表取締役社長)は28日までに1年延期を決めた。2022年8月末まで稼働することになり、工場存続を求める嘆願書を提出した小浜公民館(花城正美館長)の意向に一部沿った形。ただ、現時点で延期期間後の方向性は決まっておらず、将来的に小浜島への生コン供給が石垣島からの輸送に頼る可能性が高い。

 小浜島工場は同島で唯一の生コン工場。1980年に操業開始し、20年で築40年と老朽化している。

 同社は生コンを製造するプラントを刷新する余力がないことなどから、昨年7月に閉鎖方針を決めていた。一方、小浜公民館は閉鎖後の課題として家屋建築や公共工事のコスト増を懸念。昨年12月22日、同社に工場の存続を求める嘆願書を提出した。

 同社は昨年12月末の役員会議で1年延期を決定、ことし1月に公民館に文書で伝えた。丸尾代表は取材に「公民館から嘆願書を出されたので、補修・整備して1年延命していく」と述べた。

 小浜公民館の花城館長は「1年だけでも伸ばしてくれることはありがたい」と安堵する一方、延期期間終了後には工場の閉鎖が予想されることから「丸尾建設への町の働きかけも必要だ」と訴えた。

 町は小浜島で2021年度に複合型福祉施設、製糖工場宿舎、町職員住宅建設の工事を予定している。新城賢良政策調整監は「令和3年度(21年度)に小浜島で大きな工事があるので、ひとまずは安心」としつつ、「町民にとってもなくなったら困るので、ねばり強く恒久的に残すよう要請したい」と話した。

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