緊急防災ラジオ運用へ 来月開始 高齢者らに857台貸与
石垣市
石垣市は2月から緊急告知防災ラジオの運用を開始する。専用ラジオでは緊急地震速報や大津波警報などの緊急放送を受信できる。地域の防災力強化が目的。2月1日以降、専用ラジオを市内の要介護者、高齢者らに857台貸与する。
同防災ラジオは市FMラジオ自動起動告知システム整備事業。予算は市の一般財源でシステム構築費など約4000万円。貸与用ラジオは市まちづくり支援事業、総務省の無償貸与100台と合わせて857台。
今年度の無償配布対象は要介護者355人と、要介護者を支援する自治会役員、高齢者らが対象。ラジオの専用文字表示版は聴覚障がい者を対象に貸与する。2021年度には一般販売を計画する。
このラジオは通常、AM・FMラジオとして使用できる。主な機能としては▽スイッチを切っても告知放送を自動受信▽聞き逃した放送を再生▽照明LED搭載▽グループ放送に対応―などがある。
災害が発生する際、市役所や市消防から緊急告知放送が可能で、ラジオ番組のオンエア放送に割り込んで放送される。防災無線とも連携している。
防災ラジオ運用開始式は2月1日、石垣市健康福祉センターで行われる。
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